NAGAx3 vs 朝倉康心を視聴した話

先日、あさぴんこと、朝倉康心プロが麻雀AIのNAGA3タイプと50半荘ほど対戦する企画をしていたのですが。

終わってみれば大体1/4ずつの着順ということで、25%という確率どおり。むしろ偏りが無く終わったほうだったのですが。

24時間連続で打っていたので、朝倉プロには体力的なハンデがあり、対してNAGAのほうは「手出しツモ切りの判定が無い」「ラグ読みなども無い」ということで卓上の情報でハンデがある。

 

なので双方、抜き差しするとそんなに差はない状態だったのかなと。

 

盤面のほうはもう「ひたすら運ゲー」って感じが炸裂してましたね。

自分もレベルは段違いですが、雀魂のAI(難易度:普通)で「ツモ切り放銃率の検証」のときにAIx3と対戦しましたが、もうひたすら即リーなんですね。

それはNAGAも基本そうらしく、まぁそりゃ即リー先制が強いわなと思うのですが。河の一段目リーチが連発。朝倉プロも「5巡目までの即リー多すぎだろ」と嘆くほど。

見ているコメント欄でも「またか」「またNAGA先制」「いつも早すぎw」「なんで毎回こうなるw」と湧いていましたが。

 

AIと打つとわりと普通の光景ではある。河一段目の即リー。

雀魂の一姫でさえ、それが連発される。だからもうNAGAのほうも、ひたすら配牌と自摸が良かった席が先制を仕掛けてくるだけの展開。

先制されたら基本はオリ。もちろん打点があってイーシャンテンで危険牌を掴まないor一枚勝負、くらいだったらいけるけど、そんなことそうそうない。

 

なので先制喰らってオリるのを半日以上繰り返していただけの展開もあった。

ラスってるときは大体、放銃0でもヤキトリ。もしくは手が入って勝負して逆に高いのに振り込む展開。

まぁ、そうでもないとラスなんて引かない。

 

それで終わってみれば13/17/13/13という着順スタッツ。

序盤かなり運が良かったのでポイントを伸ばしていたものの、中盤以降が何もできない展開が続いて大逆連帯。

序盤に稼いだ勝ち分をほぼ溶かして終了。

 

24時間ぶっ続けで打っていた朝倉プロのほうが凄いとはなるものの、NAGAもプロも基本的に打牌のミスは無いものとして、もうやっていることが完全な運ゲー

麻雀の本質ここにあり、って感じの一日でした。

 

上手いとか下手とか、そういう次元を凌駕してましたね。

「そんな牌どうやったって打つじゃん」「そんなアガり形わかるわけないじゃん」「待ち判ってるけどツモられる」「配牌イーシャンテンだったのに一枚も入らないで流局マジ?」・・・などなど。

いつも記事にしているようなやつですよ。

 

配牌がめちゃくちゃ良くても相手が先制打ってきて、回そうが押そうがアガれない。アガりが拾えないのでジリ貧でラスを迎えてヤキトリ4着。

こんなのメンタル凹むって。

1000半荘まで今後も続く企画らしいので最終的なスタッツがどうなるか気になるところですが・・・。

まぁ、正直なところ上振れ下振れ次第になるだろうなぁ、とは・・・。加えて体調やメンタルが影響する人間のほうが少しマイナスしそう。