麻雀でも「牌での会話」と言われますが、下家へのアシストであるとか、ラス回避の差し込みとか。
そういったものは「相手にある程度以上の実力があるから出来る会話(意思疎通)」なんですね。
そして、それは協力プレイの他にも手牌読みだとか打点読みにも共通して言えることになってくる。
下記の動画でも「上手い人が相手だと”自分のミスで負けたな”とか”相手が上手かったな”って思えるんですけど・・・、”なんだコイツ?”とか”コイツ話通じねえな”ってのが来て負けると萎えるんですよね」と悩みを打ち明けている。
麻雀でもあるあるだろう。「なんでここでその牌でてくんだよ!」「その切り順でこれ当たらんのかい!」「何やってんの下家・・・」などなど。
どういうことなのか理外の打牌なのに、それなのに運よく勝たれてしまう。そういうことをされると同卓している側としては「ハァ~~~(クソデカため息」となってしまう。
アドバイスを送るどぐら氏は「コンボミスとかで負けたのはさ、もうそれ決めきったら勝ってたわけじゃん。それはもう勝ち勘定に入れてもいいくらいだよね」と語る。これはおそらく中級者以上の上級者向けの思考にはなるだろう。
コンボミスがあまりにも多ければ反省点になるが、少ない部分でそれが出てしまうのは人間の不完全さゆえに仕方のないところでもある。そこを受け流す思考も大事ということだ。
麻雀で言えば、打つべきリーチを打って放銃して負けたが、それは正着として負けでもOKとされるようなもの。他にも格ゲーでガチャプレイ的な相手に偶然負けてしまっても、麻雀でもラッキーだけのダマ12000点で事故ってしまうことは誰にでも起きうる。それは実力とは無関係だ。
助言されるXQQ氏もFPSでは上位ランカーの実力者。勝負ごとの距離感は肌で理解している。
「このぐらいは許されるけど、これは駄目でしょ」という反省の仕方は身についているはずだ。だからこそどぐら氏のアドバイスにも素直に従えている。
格闘ゲームという新しいジャンルに手を付けて、壁にぶち当たってやや不安な時期なのかもしれない。だからこそ先駆者からの「いや、それは大丈夫」「それはしゃーない」という言葉が身に染みる。
様々な勝負事にも運は絡む。それはFPSや格闘ゲームやスポーツでも同じだ。
その日の相手の組み合わせや、自分や天候のコンディションなどなど。
麻雀でも牌の巡り合わせと同時に、その日の同卓者で結果が変わることも多い。
牌での会話ができない相手と当たってペースを乱されたり、調子を狂わされたときは一旦時間をあけるのも手かもしれない。
・・・しかし、アツ続行してしまうのが人間なのである。