ラス回避麻雀のオリ基準

ラス回避を基準とした配牌からのアガり判断を画像にまとめてみた。

東~西2までの14局になる。

最終着順は2着。(最終持ち点 25,000点)

オーラスまでのアガりは2回。(供託含めて+18,700点)

放銃回数 0回。

 

2回の和了と放銃無し、最終順位は2着とかなりラッキーな半荘だといえる。

 

ラス回避麻雀を基準とした配牌とアガり

アガりが出ている配牌はいずれも、2シャンテン、3シャンテンと配牌時点でシャンテン数が高い。他は見たままアガれそうにない。

金の間あたりであればアガりに向かう牌姿も多いだろうが、玉の間以上でラス回避基準の麻雀になるとアガりに向かっていいのはこの二つ以外にはほぼ無い。

 

もちろん麻雀はツモ次第でもあるので、配牌だけで判断はできないが概ね初手が悪ければアガりは見れない。このあたりの感覚もラス回避を続けていれば体感で身についてくる。オリ優先のラス回避麻雀であれば「毎回配牌オリ」と言っても過言ではないくらいだ。

字牌や安全そうな部分を残して、危険牌は先切りしてしまう。浮いた牌を残してくっ付きを待つなどということも極力したくはない。持ってもそれだけ振り込みが増えてラス率が上がるだけになる。

 

リーチや2副露入ったら全てベタオリ。粘ろうなどと考えなくていい。その分、他家のダマテンがないかケアしたほうがいいだろう。

親番でもドラ3の手でも先制を取られたら基本的にオリ。立ち向かってもラス率が上がるだけになる。ラス回避麻雀は自模られて点数が削られても、3着までなら勝ちなのだ。点数を稼いで1着を狙う必要はない。

 

12/14局をほぼ配牌でオリる。

この麻雀を楽しんで続けられなければ上位に食い込むのは難しい。なのでラス回避麻雀の上級卓は「オリ以外の選択を楽しむことが殆ど無い」と言えるのだ。

たまにドラや役牌の固まった美味しそうな手が来ることもあるが、無理してアガる必要など全く無い。危険そうなら諦めてオリることのほうが優先される。

「そんな勿体ない!」「勝負手なのに嫌だ!」などと考える人はラス回避麻雀に向いていない。

 

ラス回避麻雀は0か1。

「安全か/危険か」、この二つの判断基準のほかは要らないのである。

打点であるとか、良型であるとか、先制や後手でさえ、「危険ならやめる、安全なら行く」以外に考えなくていいと言える。

 

その結果、点数が足りなくてラスったのなら、それは最初からそういう半荘だったというだけである。

それでも後悔はあるだろう。「あの一枚くらい勝負していれば・・・」と。気持ちはわかる。すごいわかる。だが、それを積み重ねるとロクなことにならない。常に安全なときだけを心掛けなければラス回避麻雀は続かないのだ。

 

上記の半荘も一時は34,000点持ちのダントツだったが、最後にはツモで削られて25,000点の原点しか残らなかった。しかし、これを「トップを取り逃した!悔しい!!」と考えているようでは駄目なのだ。

1~3着は全て同じと考えなければ意味がない。段位ポイントが増えたとか減ったとか、そんな些末なことはどうでもいい。4着以外ならどうでもいいのだ。

 

これがラス回避麻雀のメンタリティといえるだろう。

なんだったらノー和了の1,1000点や22,000点で2~3着でも全然いいのだ。東1から南4まで座ってツモ切っているだけの半荘が何回続いたところで「ラスってなければOK」と思えるようでなければいけない。

「勝負に参加した」とか「アガりを見れた」とか、そんなことは関係ない。4着じゃなければ他のことは本当にどうでもいい。親が役満をアガろうが、誰かが三倍満をツモろうが、そんなことは1㎜も関係ない。

 

ラスを回避する、以外の思考を全部消せ。

 

それを年単位でずっと続ける。

じゃあ、頑張ってください。

俺は飽きたらテキトーに暴れてリーチにゃ!ポンにゃ!カンにゃ!チーにゃああああ!!!!にゃあああああああああ!!あああああ!!!!!1!ロン!ロン!ロォーーーン!!!