2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

トップ取り麻雀とラス回避麻雀は両立する話

南2~3局で、得点が以下のような配分だったとする。 東 29000 南 27000 西 26000 北 18000(自分) このときに「ラス回避麻雀だからトップ狙いはしなくていい」となるだろうか? もちろん状況によってはアガりの難しい12000点を…

麻雀界に絶対王者がいないのは正直なことだと思った話

最近ちょっとここ十数年の麻雀界を振り返ることが多かったが、常々「麻雀に絶対王者がいないのは運ゲーの証だよね」という話。何となくマイナスイメージに捉えられるかもしれないが、これは実際には良いことだと思う。 麻雀とは「絶対の勝者はいないのが当た…

麻雀本と昔の自称プロの話

麻雀本を読んで勉強しようと思ったときに、どういう本を読めばいいのかという話。 初心者ならまずはルールブック。 ゲームの進め方、手役の作り方、点数の計算(符計算はまぁ後回しで…)、マナーなどを学べる。このあたりをざっくりと紹介した本は珍しくない…

ラス回避麻雀なのにトップ取りする人がいるとメチャクチャになる話

これもすでに何度かテーマとして書いている内容なのだが、ネット麻雀は基本的に「ラス回避」に重点が置かれる。いわゆるウマオカによるポイントのマイナスが、ラスが最も大きく、1~3着はどれでもいいレベル。 トップを取ったところで一度でもラスってしま…

流れ信者も確率信者もの話

いわゆるオカルト扱いされる「流れ」といった派閥と、統計などを基に確率で考える理論的な派閥。 対照的に語れる両者だがその実、どちらも同じようなものでしかないのではないか? と思ってしまったのだ。 流れ派が「この試合の流れは決まっちゃいましたね」…

オカルト信仰と根拠のない説の話

麻雀は偶然が起きやすいので、オカルトにこじつけやすい。 これも何度か記事にしているのですが、巷でも「根拠は無いけれど広まっている説」というものは実に多いものです。 後にそれが科学的な検証が為されて「効果なし」と実証されたりね。 ちなみに麻雀業…

戦術の流行り廃りの話

麻雀の選択というのはいつも言っているように「どれも当たりもすればハズレもする」というものだ。 スタイルひとつとっても、リーチ型が上手くいくこともあれば、副露型が上手くいくこともあるし、手役型が上手くいくこともある。 それは結果としてどれもあ…

基礎の話

私がゲーム制作を学んでいた頃の成果物を時系列で見ると、「予備動作」という概念を知ってから急にアニメーションがマシになっている。 「こうすれば必ずうまくいく」は詐欺だが、「これをすれば必ずマシになる」というテクニックはあるね。それを基礎という…

入り込みすぎる話

麻雀に限らず将棋や囲碁などでもあるヒューマンエラーの一手。 Mリーグでも別の牌を切ってリーチをかけてノーテンリーチにしてしまうなど、人為的なミスは稀に起きる。 ネット麻雀でも同じような打牌ミスは度々発生する。エイムミスのような打牌ではなく、自…

ミスと裏目は違う話

よく言っている「20%と30%の選択なら、どちらも当たりもすればハズレもする」という話。 これが「裏目」の話で、「ミス」の話は6789から、特に理由なく6を切って赤5の受け入れを消してしまった、といった類のものだろう。 これも麻雀のようなランダム…

運ゲーの実力という話

検索に20年くらい前のMTG(カードゲーム)の個人投稿が出てきて。 「運ゲーの実力」というタイトルだった。 なんか、今更ながらにスゲー的を射てるタイトルだなぁと。 麻雀やMTGはそりゃ運ゲーなんすよ。 ランダム要素が絡んでくるから。 どんな強者でも絶対…

確率のゲームとかサムライの話とか

麻雀は確率ゲー。といえば聞こえは良いが、要は運ゲーである。 20%、30%、40%の選択肢があるとして、40%を選び続けても20%、30%のほうが当たってハズレを引き続けることもある。 それが得で当然の選択だとしても勝てないことがある。 そこも含めて楽し…

麻雀の第一線って何処にいったのか話

ここのところMリーグでは打牌のミスというか、手順のミスが連発されていて、新選手だけじゃなく、既存の選手でもグダグダな手順を踏んで運だけで自模り直してラッキー和了したり。 まぁそれも麻雀ではあるけど、それよりも上手い手順でしっかり打っている側…

一色麻雀の話

現在、麻雀アプリの『麻雀一番街』でアニメ『リコリス・リコイル』のコラボが来ているのだが、そのイベント卓のひとつとして「一色麻雀」が登場している。 麻雀を使った遊びとしては『バンブー麻雀』が有名だろう。 基本的に一対一で、先手(親)と後手(子…

ひょっこり自摸だけで大トップの話

麻雀が運ゲーの逸話。ひょっこりツモ。 危険牌や孤立牌を抱えてしまい、単騎や役無し聴牌のときにひょっこり自摸のみでアガれてしまう現象。 今回、自分の上家が延々とこれでアガれてしまい、最終的には5万点トップに・・・。 危険牌を止めて聴牌を取ったと…

麻雀マジ運ゲーだなと感じる話

初心者3人と卓を囲む機会があったのですが、まぁ3人とも初心者らしく終盤まで聴牌しないし、ダイミンカンや役無しで意味のない鳴きを入れるし。それは結構なので打ち方を覚えてもらおうと盤面を進める。 自分は平で打っていたんですが、これがまったく手が…

非効率打牌おじさん麻雀?の話

先日、ちょっとした動画で某Mリーガーの打牌が「非効率的で意味が分からない」という指摘が相次いだもの。 他のMリーガーが牌譜検討のときに打牌を見ても「んん? なにこれ」となって、「(こういう打牌する人には)絶対に負けなくない」と発言させるほど。 …

それは安いほうに振り込んでくれよの話

最終的にバカヅキの親が八万点近くでトップになった半荘。 まだ平場のときに親が副露して、自分も併せて副露して聴牌。親の現物。 役牌のみの1000点だが、とりあえずかわして親の連荘を阻止したかった。 ところがどっこい、自分の上家がオレの現物やスジを切…

和了できないときの着順とMリーガーの打牌の話

和了無しやアガり放棄の場合、着順はまず 3~4着のいずれかになる。 失点無しで2着になれるチャンスがあるのは、トップ目がダントツで残り3人が1万点付近で争っているとき。そのときに振り込みやリーチ棒の提出を控えることで、アガりがなくても着順を上げた…

改めてオリ基準の麻雀の話

マジで全部オリてばっかで全然おもしろくない。 「近藤誠一みたいな打ち手は半荘でチャンスが1~2回あれば良いほう」なんて言われるが、本当にそう。 上振れのときはチャンス手だってバンバン入るけど、下振れのときは5半荘も6半荘もオリているだけだった…

満貫縛りでプレイしてみた話

満貫が狙える手牌以外はオリ重視で試しに打ってみたのですが。 まぁ、ラス回避麻雀の守備重視に近い打牌。 アガれる配牌と自摸は殆ど無し。 3半荘ノー和了でした。(運良く他家の放銃が多く、自模られが少なかったのでラスも無かった) そもそも手牌で満貫が…