人と人の間で生きるから「人間」と書く、という話。
集団で生きる以上はどこかしらで他者と関わって生きることになり、結果として協調性とか調和というものが重要になってくる。
ただ、そのために「他人を気にしすぎて、自分の選択を曲げている」という現象が起こりえる。
これをやるとあらゆる物事は途中で止まります。伸びることは決してないです。
何故なら、9割の人はトップレベルには無いからです。
周りの大勢が「そんなことやっても駄目」とか「意味がない」とか言ってくることになります。それが正解なこともありますが、逆に言ってしまえばそれは「トップになれなかった人たちの言い分」でもあります。
それを聞いていたら1割のトップに成れると思いますか?
よくトップクラスの人の中には「自分勝手」だとか「ワガママ」なんて評判が付くこともあります。
それは「周りの言うことなんか聞いていたら成長できない」という思いがあっての面もあったためでしょう。
プロにでもなって周りがトップクラスばかりになれば話は変わってきますが、世の中の大半は悪く言えば凡人です。その人たちに合わせて流されてもトップクラスにはなれないのです。
しかし!しかしですよ。協調性のある人たちほど、ここに合わせて迎合してしまいます。そして滞留します。いずれ固定化し、抜け出すことができなくなります。
まぁ、それで平穏で幸せな日々が送れているのであれば良いです。
そこに後悔が生じるのであれば離脱してみるのも手です。
私は元が自分勝手な性格で、通知表にも「協調性がない」が書かれ続けた人間なので、逆のパターンで苦労はしていますが、よく目にする光景で、
「右に行けば正解なのに、何故かみんな左に行くことになって失敗する」
みたいなパターンをよく見てきました。
どう見ても「右が正解」なのに、何故か「みんな左に行こうか」となって失敗するのです。
しかし、これがある種の協調性というものなのでしょう。その場の空気が「左だよね」とか、リーダー権のある人が「左に行こう」となれば、それに従うのが集団行動のうえでは正しいということになる。(結果失敗でも)
麻雀の選択にしても、人生の選択にしても、そればかりでは上手くいきません。
たまには自分の直感に従ってみるのも大事です。自分の道を突き進んでみるのもいいものです。
その結果、学ぶものがあるかどうかは自分次第。誰のせいにもできませんがね。