勝っても負けても同じ話

今月ずっと段位戦の戦績が下振れていた反動が来たのか、20連帯以上してポイントも盛れたのですが…。

勝っているときと負けているときで何か変えたのかと言えば、何も変えていない。

ずっと同じことをやって、同じ牌を切って、同じリーチをしている。

 

それでも勝つときは放銃しないし、ツモれるし、ロンできる。リーチ合戦にも勝てるし、副露のアガりもサクっと拾える。

だが負けるときは放銃するし、ツモれないし、ロンできないし、リーチ合戦にも負けるし、副露のアガりもまったく拾えない。

 

基本的にギャンブルというのは人間側がやることは固定化されていて、ブレ幅はランダムによる運要素だけ。

麻雀も複雑ではあるが、結果としてはハンドルを握って玉の行方を眺めているパチンコと大差はない。

人間側はハンドルを固定して、出玉とCR抽選の結果がどうなるか眺めているだけ。

 

自分みたいなプレイ要素を求める人間にとっては「あー、実力じゃないんだー」という領域が見えてしまうと飽きれてしまうのですが、まぁそれでも遊戯としては上等ですよ。(何様だ)

これも何回も書いていますが、どのゲームだって高度化するとランダム要素に頼るしかゲーム性に深みを出すことは難しくなる。

そこまでは実力(と無意識に運)でどうにかなっていた要素が、急にどうにもならなくなって当てずっぽうな展開になる。そういう領域は存在します。

 

存在はするけど、その繰り返しになると楽しさの質が変わって、実力での達成感は得られなくなる。

ギャンブルによる感情の上下はあるものの、「努力が報われた」「がんばってよかった」といった感覚は薄い。

レア掘りとか初GETしたときは良いですけどね。それを繰り返すと味気なくなってくる。

 

ランダムゆえに飽きにくいが、手順は固定化されてくる。やり込み勢ほどそれは感じてしまう部分だろう。

ギャンブルによる感情のジェットコースターにばかり振り回されていたら、脳がやられてしまうな…と思った日でした。