クソゲーの話

麻雀のことを常々「運ゲー」だと言っていますが、それはマイルドな表現で実際には「クソゲー」と言いたくなることもしばしばあります。

他のソシャゲやオンラインゲームをやっていても「クソゲーだな」と感じる瞬間は多々あります。そのほとんどは「プレイングが結果に影響しないとき」と言えるでしょう。

しかし、その内容は多岐に渡ります。例えばダンジョン探索に向けて、適正キャラクターをガチャで引いて、周回でアイテムを集めて、レベルアップしてボスに挑もうとしたら「バグで今は戦闘できません」なんてメッセージが出てきたら「クソゲー」と思うことでしょう。

 

ゲームの内容に関わること以外にもシステムやサーバー環境、そのほかにもプラットフォーム側の問題で「プレイヤーとは関係のないところで行き詰まりにさせられる」というのはストレスを感じやすいです。

某ゲーム配信でも操作に難があって正常にキャラコントロールできない問題で「プレイと関係ないところで阻害してストレスを与えてくるゲームは本当に駄目だよ」と言い切られるほど。

例えば雀魂で「隣の牌を切ってしまうバグ」があったらどうなるでしょうか?

常にそれを計算に入れて切らないといけなくなります。「3mを切るときにバグが起こりやすいから、2mにカーソルを合わせて切るといい」なんてことに注意しながらプレイするとしたら。

明らかにクソゲー度が増します。

 

麻雀本来のゲーム性や難しさは別の部分にあるわけです。「どこそこを切ったら別の牌が切られることに注意しなければいけない」なんてゲーム性は求められていないのです。

こういったことがあるとユーザーの不満は徐々に運営や開発に向かいます。しかしながら、こういったことをやらかす運営開発ほどユーザーの神経を逆撫でするのも上手いものです。

余計に火に油を注いでは炎上します。それを炎上系YouTuberあたりにネタにされて、無視すればいいのに反論したりして更にネタにされる。ここまできたら一種の才能です。

真面目にゲームをやりたいユーザーを無視して、ゲームの運営よりも炎上相手とのやり取りに必死になります。

 

ゲームをプレイしたいのに、プレイできない。プレイさせてもらえない。というのもストレスになりやすいです。

例えばゲーム機が必要だとして、SwitchやXboxやPS5を買ったとしましょう。そして必要なソフトを購入してインストールした。

ところが公式サーバーに不具合があって、アクセスできないのでゲームを始められないとしたら?

 

「ここまでやらせておいて何でプレイできないんだ!」となることでしょう。

お金を払っているのにサービスを受けられない状態です。そりゃあ怒る人も出てくるでしょう。

控えめにいって詐欺です。しかし世の中にはこういった事案も珍しくない。

課金したソシャゲが早々にメンテナンスに入ったままサービス終了なんてのも、今ではよく耳にすることです。

 

みんな娯楽のためにゲームを買ったり、ダウンロードして参加したりしているわけです。

なのにどうしてそこでストレスを与えられないといけないのか。気持ちよくプレイさせて楽しませてほしいのに、それをむしろ阻害してくる。

嫌な気持ちにさせて面白さとは無縁の環境設定や整合性のチェックで数時間を費やす。そして結果、ゲームはできない。

 

そんなクソゲーは捨てられます。ゲームの内容が難しいとか以前の問題です。

やるべきことをやっているのに対価を与えられない。そんな娯楽(未満のもの)にいつまでも付き合う人はいません。

他の建設的なことをやったほうが得だと気付きます。

 

ゲームをプレイできるかどうかは運次第です。なんて言われていつまでそのゲームに魅力を感じるか。

電源を入れてコントローラーを握ったらプレイ開始させてほしい。そこで「プレイできるかどうかは運次第」なんて求めてない。

当たり前のように思うコレが意外と提供されていない。