【条件】
- 雀魂
- 半荘 x10
- 友人戦(CPU普通 x3)
- 自分は開幕から自動自摸切り
【結果】
- 放 銃 x12
- 他家ロン x49
- 他家ツモ x12
- 流 局 x21
- 放 銃 率 12.37%
- 平均順位 3.7
・CPU普通はゼンツ攻撃型
たった10半荘ではデータとして心許ないが、結構時間がかかるし自分は眺めているだけなので結構しんどい・・・。放銃率12.37%というのも想定よりもかなり小さい数字だが、そうなる理由も推察できる。
今回、試験的に打ったのはCPU戦だ。彼らは聴牌即リーをプログラムされているだけで、押し引きやオリについては無頓着だ。だからリーチ合戦になって他家が放銃し、結果として自分がツモ切りしていても放銃するリスクが減っている。
12%という数字はそうして出てきたものだろう。
実際に放銃率12%というのは豪1くらいになれる実力の数字だ。自動自摸切りしているだけで、この数値になるというのはおかしい。実戦であれば他家がオリる分だけ、自分の放銃率はさらに上昇することだろう。
しかし超短期とはいえ、自動自摸切りしているだけで放銃率12%とは。ゼンツしている人が放銃率17%とかになっているのはどういう・・・。これも推察するならば、やはり手作りするという意味で、例えばドラや有効牌を抱えたりすることが「危険牌を自ら抱えてしまっている」ということなのだろう。
自摸切りよりも選択して牌を保持するほうがリスクは高まっているということだ。
画像では3,4着しかないが、実際には放置しているだけでもかなり惜しい点差で2着が近いものが何度もあった。つまり、もし少しでも守備や攻撃を行っていたら、それだけで2着になれたシーンがかなりあったということだ。
銀の間や金の間で「守備ができるだけで他と差がつく」というのも頷ける。実際に私も守備的にしているだけで棚ぼた2着というのは珍しくない。
・玉の間以上で想定すると…
あくまでも個人的な想像にすぎないが、放銃率15~16%くらいになるのではないかと思う。とはいえ玉の間以上であれば、放銃率は10%付近が標準。15%もあれば超攻撃型と言われるくらいだ。
もちろん今回のたった10半荘が上振れていただけの可能性は否定できない。18~20%になることも十分に想定できる。実際に操作しながら見ていても「配牌イーシャンテンじゃねえか」「この無筋切って当たらないのか」など、メチャクチャ運が良いようにも見えた。
ただ玉の間以上であればほぼ全員がオリ手順を誤ることはないし、無理な押しもしてこない。そうなれば銀の間クラスのCPU戦より若干は放銃率が上がるはずだ。
短期の結果とはいえ、これを見てショックを受ける人も少なくないだろう。何せ放銃率20%なんてこともあるわけだ。そうなると「ツモ切りしてるだけより放銃するのか自分・・・」となる人もいるかもしれない。
あとは副次的な参考として、ゼンツ卓になるとやはりツモが極端に減る。ほとんど出ない。あるいはツモる前に他家が出してしまうのでロンで決着しやすい。上級卓ではオリが入るためにツモ率と流局がもう少し上昇する傾向にある。
もうひとつはCPUの「ゼンツ聴牌即リー」という条件だと、ほとんどの局で誰かしらが2~5巡目までにリーチしてくる。その直後に追っかけリーチが入るのも珍しくない。実戦であれば「打点が無いので回そう」「愚形安手だしダマにしよう」などなど即リーしないことが多いのだろう。
追っかけも2軒、3軒リーチになることが珍しくなかった。実戦では「聴牌即リー(追っかけ含む)」とはならないので見ない光景だ。
実戦ではそれだけ危険回避の行動が取られているのだと判る。