改めてオリ基準の麻雀の話

マジで全部オリてばっかで全然おもしろくない。

近藤誠一みたいな打ち手は半荘でチャンスが1~2回あれば良いほう」なんて言われるが、本当にそう。

上振れのときはチャンス手だってバンバン入るけど、下振れのときは5半荘も6半荘もオリているだけだったり、前半で8000アガっても後半はツモられてラスだったり。

 

とはいえ、鳴いてかわしたりを考えても結局は手が悪ければ眺めているだけしかできない。麻雀は本当に受け身にしか取れないゲームだなと思う。

選択の幅が無さすぎる。

判っててラスを引くしかない。

そんで不調時はそれが何十半荘も続いて、かと思えば好調時は逆に楽々トップが続く・・・。

 

こんなの自分の実力じゃないでしょ・・・。

運で上下してるだけじゃん。

守備重視でも攻撃重視でもバランス型でも全部同じ、結局は運ゲー

 

それだったら自分の打ちたいスタイルでプレイするのも、比較的に参加率の高いサンマがメインになっていくのもよくわかる。

ヨンマはオリているばっかりで、麻雀やってて楽しくない。

守備を覚えたばかりで実践でそれが活きる頃は楽しかったけど、それももう飽きた。

この段階になるとサンマが主力になっていく人が多いのもわかる。

 

関西勢はもともとそうだとも聞くけれど、ネトマ勢も最終的にサンマ寄りになっていく人は少なくない。時間も短くて済むし。

女性プレイヤーも「サンマのほうが派手で楽しい」「高い手が簡単に作れるから面白い」と言うし、逆にヨンマは「複雑でわかりづらい」「難しいし地味」といった声を聴く。

素直に言ってしまえばそれはそう。渋い展開がヨンマの売りともいえる。

 

ときにはそういった重厚な打ち回しが楽しいときもあるのだが、耐えてばかりの麻雀は飽きる。面白くない。

特に自分は性格が向いてない。

まぁ、かといってサンマも守備をおろそかにしていいわけではないが・・・。

エンジョイ勢は圧倒的にサンマだなと思う。

 

自分はヨンマで打ち回しが過ぎてアガり逃しなどが出てきたときに、サンマで素直な打牌を取り戻すように打っている。

サンマは牌効率の損がストレートに響く。ヨンマは浮き牌を残して回したり、聴牌を外したりしがちだ。それが度を過ぎると損しやすくなる。

 

そもそもヨンマでそうなってしまうのは「牌が入らない」からだ。「カンチャン、ペンチャンなんて、どーせ入らないんだから、巡目も早いし浮き牌にくっ付いてリャンメンになるのを狙うぞ」とか、「シャボよりもドラにくっ付けてからリーチだ」とか。

やりだすときりがない。

その点サンマは素直に打っていれば比較的にどんな形でも入りやすい。牌が少ないので形になりやすいのだ。

そうやっていると「なんだ、素直に打っていれば入るじゃないか」という気持ちを取り戻せる。ヨンマをやっているとひねくれ過ぎる。

 

「アガれないからオリてばかりで楽しくない」というのも鬱憤がたまって無理な押しから放銃が増えることにも繋がる。

ほどほどに解消できればいいのだが、結局はそれが運任せにしかならないのが麻雀。

だからこそアガり形を作りやすく参加率の高いサンマや、イベント卓などで気分転換することが必要だ。